202104-177:説明書は1枚ではだめですか

今回公表された経緯説明書はA4サイズで24枚、概要と本文と注の構成は卒論みたいです。
これでまた2〜3日はなんとか評論家にトークショー出演のオファーが増えることでしょう。内容はともかく、謝罪文なら言い訳や反論を含めるのはよろしくありません。
結果報告なら1ページですみます。

確か先の日米戦争で米軍司令官は戦闘レポートは1ページと指示していました。結果は勝ったか負けたかですから。どこかの有力な企業のCEOも同様に従業員からの報告書や提案は1ページにまとめるとか、会議は1時間以内とか公言しています。私企業なら大事なのは儲かるか損するかですから、24枚の説明書は不要です。

昔々カリスマオーナーが支配する同族企業のエピソードを思い出しました。
当時本社の主任以下の従業員には年に2回事業所実習がありました。3泊4日で日常業務を凍結して、現場で事業所の寮に泊まり非正規雇用の作業員と同じ仕事をします。炎天下での駐車場の誘導係とかスキー場でリフトの雪を箒ではらう係とか、ビアガーデンで生ビールを運ぶ係とか。本社従業員は本社では、事業所の職場長よりオーナーに物理的に近いということで優位性があります。江戸城でいえば直参旗本が譜代の領地で実習するようなものです。実習後のレポートはオーナーに届きます。
このレポートの内容は事業所の評価として側近が判断します。
話は長くなりましたが、このレポートの枚数です。24枚は論外ですし、卒論のような整った書式はご法度でした。もしこれをだれかがやると、以後実習レポートはこの書式でこのボリュームで統一されることになります。居心地の良い先例主義と職場環境を乱してはならないということでした。

以下の2件のレポートでご法度を学習しました。
1)ワープロで作成して提出、直属上司より手書きにするよう差し戻し。
2)レポートを1枚に圧縮して提出、直属上司より数枚に膨らませるよう差し戻し。
いずれもレポートの内容は不問でした。詳細な実習に関する経緯は実習終了後直ちに事業所の職場長から報告済みなので、レポートはウラをとるだけのことでした。
もちろん、ドル箱事業所の責任者はオーナー腹心の部下が選ばれているので、事業所からのレポートを否定するような内容は差し戻し、忖度して再提出となります。

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