202109-518:今年のボジョレーヌーボー祭は11月18日

外食でワインを楽しむというのは、緊急事態宣言下では公序良俗を逸脱する行為です。
ビフォアコロナ時代から、本場フランスでは、ワインの消費量が減り続けているようです。フランスのどこかのレストランで、女性たちがワインはアルコール度が高いので敬遠しかわりに炭酸水を飲んでいるシーンや、「ワインは知識がないと楽しめないから」「飲酒運転の取り締まりが厳しくなった」「アルコールは健康に良くない」とかいうネガティブキャンペーンのおかげです。
フランス人がワインを控える傾向にあるということは、いずれ日本人にも波及してくるはずです。昔、フレンチレストランで「灰皿」みたいな金属片を首からぶらさげている人たちは、不凍液混入ワインを見分けられませんでした。今頃どうしているでしょうか。いまだに、セレブを相手にフランスワインの薀蓄を語り、少人数での高額なディナーのお供をしているにちがいありません。

遅くとも11月にはワクチン希望する国民の2回接種が完了し、感染対策を緩和するそうなので、今年のボジョレーヌーボーのお祭りはGOTOキャンペーン再開との相乗効果で盛り上がるかもしれません。退陣する首相御一行様が強行したお祭りとは違う地平となります。

世の中すぐには変わりません。しかし、油断禁物。変わり始めたら、その勢いはとまりません。アフターコロナでは、ワイン離れも例外にはなりません。

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