金言-237:運動会

最近、小学生を対象にした事件が連続して報道されています。
事故が続く小学校の現場は、変化したのかも知れません。「何かがおかしい」を垣間
見た某市立小学校の運動会を、ご紹介しましょう。

運動会は土曜日に予定されていましたが、当日はあいにく雨で中止となり、平日の火
曜日に実施となりました。雨天対策が今年は変わっていました。児童の保護者たちの
風評によると、教職員組合が強くなった証拠とのことです。

1)土曜日が雨の場合は、翌火曜日に延期
梅雨入り前に毎年運動会を実施しています。この時期は、雨の多い5月に比べ、晴天
が続きます。時期はともかく、予備日の設定が変です。通常は翌日でしょう。もし、
火曜日も雨なら翌日に順延で、平日の授業と同じ環境での実施となります。

2)振替休日
運動会当日の土曜日が雨の場合、弁当持参の授業になります。そしてその振替で翌月
曜日が休日です。したがって、運動会の有無に関係なく、日曜月曜と連休は確保され
ます。事前に配布された連絡のなかでも、教師は児童と一緒にする給食時間は勤務中
で日中は、休み時間がないとかと、厳しい労働環境を父兄に理解してほしいと訴えて
いました。

3)給食
今年は、土曜日が雨だったので、翌火曜日に運動会が実施されました。火曜日は給食
があります。昼は、児童は教室に戻り、通常通りの給食となります。父兄は、校庭や
体育館で主役抜きのランチです。体育の授業参観のようなものでした。少子化で大事
な虎の子の運動会ですから、平日でも父兄は万障繰り合わせて参加してくれると、教
育の現場は予想しています。業務中に職場放棄して子供の応援に来たサラリーマンが
何人かいました。

4)準備運動
始めにお決まりのラジオ体操がありません。流行歌にあわせて、ストレッチ体操を全
校でやっていました。どうやら、教職員は、マスゲームのような、全員を型にはめる
ような団体行動がお嫌いな様子です。

5)ユニフォーム
今年から少しおしゃれなスポーツウェアに名入れをしたユニフォームが職員に支給さ
れたようで、多くの教師が着用していました。ところが、担任の教師で、このユニフ
ォームを着用していない人が複数いました。デザインが自分の趣味と合わないのでし
ょうか、それとも、お仕着せの同じ物はお嫌いなのでしょうか。憲法に保障された国
民の「表現の自由」を主張されているのかもしれません。

6)競争
紅白戦で、種目ごとにあらかじめ点数が決まっています。午前中は、競り合っていた
のですが、午後になると点差がひらき、負け組が挽回できないほどの点数になったと
ころで、点数の表示をやめてしまいました。現在の義務教育というのは、児童の能力
格差をひろげることではなく、こどもを平均化してなるべく差がつかないようにする
ことのようです。それに個人情報保護とかの言い訳もあり、特定のこどもが目立つよ
うなシーンはつくらないようにしている感じです。校庭には、ヒーローもブービーメ
ーカーもいません。

教職員が経験したこともない未知の実社会では、弱さが目立たないように保護される
者は弱者で負け組です。横断歩道もみんなで渡れば怖くないといいますが、恐怖心は
消えても、車に轢かれるリスクは消滅していないことを忘れています。赤組全員が弱
いので、相手の白組さんは手加減してくれると勘違いしていませんか。スポーツ選手
は楽しんで競技をするといいます。楽しむ余裕がなければ相手に勝てないからで、み
んなで楽しく引き分けにしようなどとは、思っていないのです。

実社会の団体競技や個人競技(五輪、マラソン、サッカー、野球、ゴルフ、テニスな
ど)で勝利の美酒を味わう場面、国旗に敬意を表し、国歌を歌う勝者たちの感動的な
シーンは、子供たちの教育現場には不適切な教材なのでしょう。もしかしたら、勝利
の美酒に縁のない人たちや初めから挑戦しない人たちが集まる職場なのかもしれませ
ん。毎回、チャレンジ精神の希薄な、こういう人たちにはがっかりさせられます。

◆あとがき

株式市場が今年3回目のセリングクライマックスを期待させています。前回の2回と
も続落したので、今回こそ、株価が回復する転換点になってほしいものです。保有し
ている銘柄の株価が下げ止まるのは、自分が損切をした時といわれます。売れば上が
り、買えば下がります。下げればいつか上がるので、じっとしている個人投資家が増
えたので、株価の調整が長引いていると、株屋さんがいっています。
ホリエモンにつづき、村上の欽チャンが逮捕されそうです。これで、悪材料が出尽く
しとなれば、調整が終わり、個人投資家に出番がまわってきます。

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