202104-183:東南アジアへ工場移転

一眼レフの老舗が時流に乗り遅れて、国内生産を切り上げ、生産本体をタイ工場へ移管するとのこと。
初めてのニコンは近所の写真館で買ったF2。写真屋さんに二つ言われたことを思い出しました。昔のことはよく覚えています。記憶は事実とは違いかもしれません。経年劣化で記憶が変異し、都合のいい快適な記憶に塗り替えられている可能性が高いです。
一つ。ニコンを買うのは結婚を意識したタイミング
一つ。ニコンと所有者の寿命を比べるとニコンの方が永い。
すでに銀塩カメラはデジタルカメラに代わり、スマホが登場してカメラ機能が十分な性能に進歩しました。もうF2は使えるけれど使わないモノになり、断捨離対象となりました。国内生産を切り上げるということは、一眼レフが新しい技術開発の対象ではなくなったことの証左であり、やがて縮小を経て消滅していく可能性が高いというコメント。勉強になりました。

デジタルカメラ大手のニコンは、一眼レフカメラ本体の国内での生産を年内で終了する。スマホのカメラの性能向上やコンパクトなミラーレス機の需要拡大などで近年苦戦を強いられてきた。現在宮城に残っていたプロ向け機種の生産をタイの工場に移管。
デジカメ市場全体の落ち込みは激しく、2012年に1兆4681億円だった国内外への出荷実績が、20年には4201億円と3分の1以下に縮小。コロナ禍の影響もあって、ニコンの売上高は前期比23.9%減(20年3月期)。営業損益は650億円の赤字になったという。ニコンに固有の問題は、ミラーレスカメラへの対応が遅れたこと。キャノンとニコンは世界の二大巨頭だったのが、ソニーがミラーレスで台頭。2020年のデジカメ国内シェアで、1位キャノン(36.8%)に続くのはソニー(19.5%)で、ニコンは2社の後塵を拝してやっと3位(12.6%)に。
一眼レフ本体の生産をタイに移管するのは、コストを削減するためだという。労賃が安いということなのだろうが、一眼レフが新しい技術開発の対象ではなくなったことの証左であり、やがて縮小を経て消滅していく可能性が高いように思う。

650億赤字でニコンが一眼レフ国内生産終了。老舗企業はなぜ躓いたのか

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