ある東証2部上場のソフトウェア会社の従業員の話です。
人員構成はSEが大半でそれに天下りの管理職とその後始末をする事務担当者で会社がまわっています。
SEは国家資格の高度情報処理技術者集団ですから、2割のトップグループが稼働すれば著しく利益に貢献します。
そういう中で将来を期待されるキャリア組はしたたかです。
上司のためには無理はいたしません。自分なりに決めた適量を超える負荷を上司がかけると、拒否はしませんが期待された結果をだしません。要求に応えようと頑張ったために体調不良となり病欠という手口で抵抗してきます。
ただし、日々進化するIT業界ですから自助努力は怠りません。人一倍先端技術を学習し、陳腐化していく上司の技術や知識とは別世界の次元に踏み込んでいきます。
思うに、彼らは上司に管理されている環境ではそれなりのサーキットブレーカーを勝手に起動しているにちがいありません。