202007-337:ブルックスブラザーズ経営破綻

1818年創業の老舗スーツブランドがチャプターイレブン。
コロナでリモートワークとなると勤め人がスーツを着る機会が減り、新調するタイミングも遠のきます。アベのマスクは流行りませんでしたが、クールビズ、ノーネクタイはすっかり定着しました。

起業したときにタイはボータイに切り替え、特別な時しか着用しなかったので、もう20年近くネクタイにご縁がありません。締め方も忘れてしまったかもしれません。もちろんネクタイとスーツはほとんど処分しました。

こういうご時世ですから、スーツの商いは廃れるに違いありません。
ということは高価な革靴も危ないかもしれません。
昔はきつめのローファーを買い、履き続けることでユーザの足になじんで履きやすい靴になるとかいって、分不相応なリーガルを履いていた時代もありました。
次のチャプター11は高級ビジネスシューズブランドかもしれません。

【ニューヨーク=中山修志】米衣料品店のブルックス・ブラザーズが8日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し経営破綻した。新型コロナウイルスの影響による店舗の営業休止が響いた。

ブルックス・ブラザーズは創業200年を超える老舗で、ビジネススーツやネクタイなどのブランドとして世界的に有名。1890年代に初めてボタンダウンのカラーシャツを発売し、米金融街ウォール・ストリートなどでビジネスマンのキーアイテムとして人気を集めた。

米国では大手衣料品店や百貨店の経営破綻が相次いでいる。新型コロナの影響が色濃くなった3月以降、衣料品のJクルーや百貨店のニーマン・マーカス、JCペニーなどが相次ぎ破綻した。

ブルックス・ブラザーズも北米の約250店が一時休業に追い込まれ、現在も多くの店が再開できていない。米メディアによると、6月に経営悪化により米国内の3つの工場を閉鎖する可能性があるとの見通しを示していた。

IT(情報技術)企業などでの仕事着のカジュアル化も同社にとって逆風だった。同社は非上場だが、ここ数年は年間売上高が10億ドル(約1070億円)程度に低迷し、多くの不採算店を抱えていたとみられる。

米ブルックス・ブラザーズが破産法申請 コロナで打撃

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