金言-166:病院には近づかないほうがいい

小学生の頃、身近な人を2人亡くした辛い経験から病院には近づかないようにしてき
ました。勤め人になってからは、義理を欠かない程度に病院に顔を出してきましたが
、知人友人のお見舞いは、なるべく遠慮してきました。病院に行くとだれかの病気が
うつるのではないかと今でも不安に思っています。

最近読んだ雑誌で慶應大学医学部講師の近藤誠さんの興味深いコメントが掲載されて
いましたので、その一節をご紹介します。
「一般の人は定期健診を受けるのが健康のためになると思っているでしょう。でも、
定期健診が健康に有効だとするデータ的根拠はまったくありません。それどころか反
対の調査結果が出ています。フィンランドで、1200人の心血管疾患の予備軍を集
めて、二群に分けて15年間の経過を調べたところ、4ヶ月ごとに検査をして医師が
アドバイスを与えた群のほうが、放任した群よりも余計に死んでいるんです。病院や
医療に近づかないほうがいいというのは正しいんですよ。」

病気には完治はありえないので、病気と闘うのではなく病気と「共生」すると考えた
ほうがいいそうです。人生50年と昔からいわれており、それ以後はグリコのオマケ
みたいなもので、運がよければいいのに当るわけです。あとは世のため人のため、感
謝の日々を送ることができれば、人生、幸せにちがいありません。

◆あとがき

三輪明宏さんの「霊ナァンテコワクナイヨー」という本を読みました。この本を読む
きっかけは、「笑っていいとも」に三輪さんが登場し、この本の紹介をしてくれたか
らというより、このTV番組でいつも饒舌な双子のオカマが、三輪さんの前では、一
言も発せず神妙にしていたからでした。

その本につぎのようなことが書かれていました。
「命あるものにはすべて心があり、毎日ノイズを聞かせると観葉植物も枯れて色あせ
てしまうように、人間の細胞にも同じことがおきるのです。悪口ばかりいわれて、マ
イナスの気を浴び続けていると、顔も心も醜くなって病気にもなってしまいます。と
ころが、毎日褒められたり、いい音楽を聴いたりして、いい音を細胞の中に流し続け
ると、いい顔になり肌はきれいになり健康になっていきます。」

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