金言-144:ツキと運

「ツキ」とは何か:「出会い」である。
「運」とは何か:「ツキ」の連続である。
成功者に一番大切なものは何か:「ツキ」と「運」である。
(引用:ツキの大原則、西田文郎著)

1)右肩上がりのキーワード
80年代に、15年勤続した大企業を自己都合で辞め、外資企業へ転職した際にレジ
ュメを作成しました。レジュメにはビジネスのキーワードとしてつぎの項目を記載し
ました。

・友情
 困ったときに助け合うことを期待しない。友人とは、楽しいときを共有したい。
・思いやり
 相手の立場に立って考えたい。笑顔を忘れない。
・誠実
 詐欺師の才能はないから、人を騙そうとしてはいけない。
・精悍さ
 弱みを見せず、勝つことに集中して積極的に取り組みたい。
・潔く
 いかに負けるかを考える。だらしなく後ろを振り返ってはいけない。
・チームワーク
 信頼できる仲間とチームを組まなければ、プロジェクトは成功しない。

以上のキーワードは、日本が朝鮮戦争後長期にわたり右肩上がりの成長をしていると
き、バブル期の感覚であったと反省しています。団塊の世代として人生の各ステージ
で競争し、流れに乗っていれば安泰、何かすればプラスになった時代でした。

ドイツ企業在職時にニュールンベルグの本社で一つ年上のCEOに言われた
「marketing mindを持っているか、solidであるか」という言葉がキーワードの基礎
になっています。これには、負けが考慮されていません。誠実に働けば、年功序列で
いつかきっと報われるという成長している社会での発想法でした。

2)勝者の本音
世の中が変わり、何もしないと置いていかれる社会となりました。現状維持はプラス
評価を受けてもよいくらいのマイナス成長の時代となっています。
この時代の成功者は「強固な意志」、「たゆまぬ努力」、「誠実」というまじめなヒ
トではないようです。エーゲ海が見える競技場で金メダルを手にしたアスリートがお
もわず漏らした本音が時々放映されています。「ラッキーでした」

どうやら、右肩下がりの時代で成功するには別のキーワードを受け入れる必要があり
そうです。

◆あとがき

原油価格が上がり、 株価が下がっています。
相変わらず、アナリストやエコノミスト、メディアは、下がると下がった原因をあれ
これ分析し調整といい、上がるとその先の明るい見通しをいいます。個人投資家とし
ては、彼らのボウフラの浮き沈みのような言動に嫌気が差しはじめました。投資家の
投資意思決定にメディアが影響を与えるのではなく、逆に投資家の動きを後からレポ
ートしているのがメディアだということが分かりかけてきました。言い換えれば、ア
ナリスト、エコノミスト、株屋さんのお勧めと、自分が儲かるということは関係ない
ということです

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