金言-135:トップライン

コスト削減という言葉を多くの人が口にするようになったとき、P/Lの下の行の数
字をボトムラインといって、このカタカナが肩で風を切っていた時代、トップライン
を気にする経営幹部は軽く見られたかもしれません。

先進国で日本だけのデフレ経済下では、粗利益率をドラスチックに改善することは難
しいことです。そこで、利益をあげるためにはコスト削減が重要なポイントとなりま
す。一時、経営革新のソリューションを提案するとかいう場面では、キーワードは「
コスト削減」でした。1to1のポータルサイトは顧客満足ではなく、コスト削減に効
果があるから、導入するということでした。

企業が延々とコスト削減を続けるわけにはいきません。過度の人員削減は「営業力の
減退」につながってきます。収益拡大を継続するポイントは、いかにトップラインす
なわち売上高を拡大するかに視点が移っていきます。こうしたなかでの物販は、いか
にコアとなる富裕顧客層のリピート率を引き上げ、一方で離反率を減少させるか、こ
れが課題となります。

◆あとがき
最近、DVDレコーダーが良く売れています。一度この快適な映像再生環境を味わう
と、もうVTRには戻れないでしょう。売れるにはわけがあり、売れなくなるにもわ
けがあります。流れに逆らい、モノにこだわるとコストがかかります。新しい酒は新
しい皮袋にいれるという知恵は2000年以上前に公開されています。5年前の高級
車よりモデルチェンジした最新の大衆車のほうが快適です。
いわゆる、VALUE FOR MONEY です。

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