201912-403:働き方見直し

毎日出社しないでもモバイルワーク・テレワーク・在宅勤務で仕事をこなせるIT企業などは、時差出勤でもなんでも可能ですが、物理的にモノが動く物販や工場では在宅勤務はできません。来年の夏も1000年に一度の規模の天災がやってくるはずです。公共交通機関の計画運休は今年よりも増えるような気がします。
資本金1000万円で新宿に事務所を開いたときは、営業上事務所は必須という営業担当の意向にだれも疑問を持ちませんでした。仕入れも在庫もない業種なので倉庫は不要、打ち合わせはお客様の会議室または喫茶店を使うケースがほとんどで、来客は飛込セールスぐらいでした。そこで事務所をクロースしてその分のランニングコストを山分けにすることにしました。いわゆる在宅・テレワークを先取りしたような感じです。

余計なお世話ですが、在宅勤務が無理な業種の勤め人は、計画運休やラッシュの影響を受けない職住近接にすればいいと思います。職場と自宅が徒歩圏だと行動範囲が狭くなるなどのデメリットがありますが、大学のキャンパスの中にある学生寮での学生生活と同じです。職場と自宅の往復だけ、教室と寮の往復だけとなると、通勤通学時の往復の時間での仲間とのコミュニケーションはありません。でも、仕事や勉強に集中して時間をさけることの圧倒的な優位性を評価すれば気が楽になります。職住近接もそうです。

少し違うかもしれませんが、知人は不動産に縛られることを嫌い、マイホームは持たず、通勤ラッシュを嫌い、転職のたびに職住近接で引っ越し、年収が変われば身の丈にあった賃貸住宅に移り住むという働き方をしていました。

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