2019-297:最初の3日間は道路を切り拓く

昨日市民ホールで現職国防大臣(日本)のご講演を拝聴いたしました。
首都直下型地震はいつ起こるかわかりませんが、50年に一度の豪雨は1年おきに発生しているので、東京がもっとも警戒しているのは、荒川の決壊とのことでした。
荒川の堤防が崩れると200万人が避難します。いつものことですが、避難となると火事場泥棒が動きます、最近は自衛隊や行政の制服モドキの服装で悪さをするそうです。さらには地下鉄が危ないそうです、地下鉄に水が入ると復旧に半年かかるそうです。窪地の渋谷駅周辺では地下鉄への出入り口がいくつあるか、行政は把握していないそうです。地下鉄につながる商業・オフィスビルがたくさんあり、さらにそれぞれの事業所が従業員用の通路を別途作っているので、洪水となったら防ぎようがありません。
そして、おなじみの首都直下型地震です、最初の3日間はがれきで遮断された道路を切り拓くことが最優先。最短で3日間は孤立無援となりだれも助けには来ないので、その間は各世帯はそれぞれ備蓄したモノで生き残るしかないそうです。
多摩川ではなくて、荒川だそうです。荒川下流域には海抜0メートル地帯があり、荒川と江戸川が氾濫すると250万人が浸水被害に遭うと想定されています。
首都直下型地震に加えて、荒川氾濫がいまここにある危機です。

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