201909-950:そろそろ衣替えの準備

早朝ポタリングを長袖Tシャツ1枚では出発時に肌寒く感じる今日この頃となりました。
昔15年もお世話になった会社では、夏季営業の稼ぎ頭の事業所の営業終了日が夏服着用の最終日でした。夏場は、半袖開襟シャツとかパスポートシャツとかで国会議員よりも何年も前からノーネクタイでした。夏の売り上げトップの事業所の従業員と同じユニフォームを本社社員は着用しました。ですから、このユニフォームを着るということは売り上げに一番貢献しているトップ集団の一員であることを可視化できる誇らしいシャツでした。
そして翌日からはドブネズミもどきの地味な勤め人スタイルに衣替えとなります。
ファッション業界ではありませんので、流行は追いませんがウェアは清潔に髪・爪は短くカットしいわゆる体育会系従業員に扮するのが期待される社員像です。上意下達で「お言葉ですが」とは決して口にしない、顔にださない姿勢を続けると、ご褒美に年功序列・定期昇給で業界上位クラスの給料が定年まで約束されていました。
何年かに一度は、当時の衣替えのことを懐かしく思います。
でも、あの頃は良かったわけではありません。もう一度好きな年代に戻れるとしても決して選びたくありません。待遇は良かったのですが、エイジグループの権威主義的な企業風土に愛想を尽かして飛び出したわけですから。

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