金言-85:損失をコントロールする

1)オーナー:デイトレーダー

2)負けないトレーダーはいない

「トレーディングにおける成功は、損失を回避することではなく、いかに損失をコントロールするかによって決まる。マーケットで勝者になることを熱望するのであれば、損失をコントロールするというプロの負け方を学ぶことが重要な鍵となる。」

3)デイトレーダーの思い

初めて海を見た人が海にボートを浮かべて漕ぎ出すときに

・海には潮の流れがある

・嵐が来たらボートなど簡単に沈んでしまう

・水は塩水なので飲めない

・足が底には届かない

などと言う事を知らずに、無謀にも目的地を決めずに何となくボートに乗って海に出てしまう事を防ぐために、少しだけ手助けになればと思っている。

◆あとがき

先週は、SARSの終息宣言、2010年冬季五輪開催地決定(カナダのバンクーバー)、そして日経平均が9000円台後半まで持ち直し、「持たざるリスク」で買いが増え、広範な株価上昇を期待するという、少し明るい気分の1週間でした。

1970年代前半、次々と大学民主化の動きが沈静化し、国際反戦デーが動員力を失っていく頃、学生たちには「いかに負けるか」というキーワードが浸透していきました。

右肩上がりでもりあがっているときは、国会周辺へのデモをしかけるリーダーは、ある種の美学を持っていました。「機動隊の最も厚い壁を突破する」ということでした。デモ隊は出発する前に各グループの代表が決意表明をマイクで叫びます。その中で、本日の目標といったことや、どこで何をするかなどを公表します。周りでは公安や機動隊が、聞いています。デモ隊は発表どおりの行動をとり、目標となった地点には機動隊の厚い壁ができ、そしてデモ隊は壁に向かって何回が突破を試み、その過程で先頭の何人かが検挙されます。殉教者のようなものです。守りの手薄なところを、突き破るようなゲリラ活動は戦果にはなりません。デモの解散地点では、総括のアジ演説があります。そこでは、厚い壁を粉砕して一定の成果を上げたことを発表し、その際に不当検挙された仲間が何人いたとかが報告されます。

検挙された仲間は、2~3週間でキャンパスに戻ってくるのですが、その間に後継者が育ちます。それを繰り返していくことにより、お勤めを何回か経験した筋金いりの戦士が次々と養成されていきます。

そして活動が後退期を迎えると、次を目指して、いかに負けるかという総括に入りました。

当時、気が付かなかったことは、負けをコントロールすることでした。100回戦って100勝はないのですから、1回の負けですべてを失わないようにリスクを分散するこという考え方がありませんでした。バブルの時もそうでしたが、いつかはハジケルと知りながら今ではないと、思っていました。損切りは、日和見主義として指導者は否定しました。今思えば、学生の後ろにいた論客たちには、打率3割で殿堂入りすることを選ばなかったのです。彼らの仲間にデイトレーダーがいて、活動(運転)資金をM作戦ではなく、投資で稼いでいたら、歴史は変わったかもしれません。

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