201905-160:RFIDタグで無人レジ

無人化レジ

amazonで買い物ばかりしていると世の中の動きについていけなくなる気がしました。オンラインショッピングシステムは見た目の進化はゆったりとしてきました。実店舗はかなり進化が加速しています。バーコードをピッとやる時代は終わりです。レジの無人化が実用レベルになっています。

昨日ユニクロで久しぶりの買い物をして驚きました。あるはずのレジカウンターがありません。無人レジで、買い物かごをそのままレジの箱のなかにいれると商品がディスプレーに表示されました。あとはATMのように画面の指示通りにタッチするだけです。支払いが終わるとスーパーのように買った商品を備え付けの袋にいれます。
バーコードではなく、RFIDタグです。タグを透かしてみると埋め込まれた回路が見えます。コストは1個10円程度だそうです。これでレジ係が3人から1人になりました。それもレジ係というよりは、無人レジの操作をアシストする係です。万引きリスクはありますが、レジ係の内引きが消滅し人件費も削減できます。

この先、レジ係の仕事がAI・ロボットなどに置き換わる可能性は99.7%とどこかの放送局が話題にしていました。その現場が我が国ではもっとも無人化が進んでいるユニクロで、可視化されています。昔のハンバーガーショップのような笑顔で好感度の高いスタッフはいらなくなったようです。AI化が原因か、それともこの店の属人的な問題か、他人ごとですが、すこし気になります。

バーコードの代わりを担っている回路のようなものの正体は”RFID”(radio frequency identifier)と呼ばれるもの。IDチップと小型アンテナが一体化されており、この中にバーコードと同じく様々なデータを書き込むことができます。例えば、販売価格、品番、カラー、サイズ、製品ナンバー、製品ロット、などなど。
最もメインとされる機能は無線電波を利用し、書き込まれたデータを離れたところから一括で瞬時に読み取ることが可能ということ。これにより無人レジ機能はもちろん、在庫管理や棚卸での手間を大きく省くことが可能です。あと、工場出荷から店舗までの区間の物流管理も抜群にし易くなります。

RFIDタグってなんだ?

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