３月卒業の学生の大半が卒業旅行で海外にでています。
思えば団塊の世代には卒業旅行という概念はなかったような気がします。
小学校からずっとベビーブーマーの集団の中で限られたパイを取り合い、切磋琢磨し精進していた時もあり、何はともあれ今日まで生き残ってきました。卒業当時は不況ではなかったので就職は困難ではありませんでした。でも、卒業を前に、同級生や友人と卒業旅行はありませんでした。
おそらく、次のステージに向けてそれなりの準備をしていたはずです。横並びで手を繋いで就職したわけでなく、採用試験を突破してそれぞれが狙った仕事や職種を手に入れました。だから、集団での旅行の優先順位は低かったのです。もちろん、カップルでの旅行はありました。在校中も休暇中も、内定後も。