201901-26:一日一件励行

一日一善などと身の程知らずなことは、この半世紀一度も思ったことはございません。
だいたい、小さな親切大きなお世話といったところが世の常ですから、善行など全くご縁がありません。
一日一件は励行しています。30代の頃は1日のTODOが100件近くリスクアップされていて、7時には出社して、カウンターパートナーと段取りを整えるとランチタイムになっているというような、ハードワークをした時期も確かにありました。でも当時でも、ハードワーク無しで仕事の振り分け、切り分け、能率重視で定時に仕事を終えていた同僚がいました。できる男でした。上司の覚えが良かったことを覚えています。クライアントが要求する品質と納期はきっちり守りました、決してオーバースペックにはしません。期待された品質に納期厳守ですから、上司は任せて安心と考えたはずです。羨ましいとは思いませんでした。自分には無縁の世界でした。どこが無縁かと申しますと、こだわりの有無です。ネガティブなイメージのこだわりです。こだわるので、納期に間に合わせるのは、前述の男よりも時間と手間がかかります、その結果長時間労働となりハードワークになります。だから要領が悪い、無駄な仕事もしているということになります。
年功序列から成果主義になると、同じ結果に対してどれだけ手間と時間を掛けたかで評価が変わります。荒い仕事でもクライアントの要求を満たしていればいいわけです。
今はもう昔のことになりました。1日1件、つつがなく処理するというリスク優先の仕事をルーティンにしています。このおかげで健康寿命を短縮しないですみます。

関連記事

  1. ハイと返事
PAGE TOP