金言−855:どんぶり勘定でも商い可能

「水商売(みずしょうばい)とは、先の見通しが立ちにくく、世間の人気や嗜好に
大きく依存し、収入が不確定な業種や職業、およびそうしたものに従事する人を指
す日本の俗語である。」これが世の中の定説です。昨今、キャバ嬢とホストの高齢
化が止まらないそうで、「若者のキャバクラ離れ」が働き手側にも広がっているそ
うです。

自分なりの知識と経験から、「水商売とは」次のとおりです。
今はペットボトルにいれた水が有料の商品になっていますが、昔は水はどこでも無
料で手に入るものでした。このタダ同然の水に値を付けて売れたら売れただけ儲け
という極めて利益率の高い商売がみず商売と説明します。大手都市ホテルのラウン
ジでコーヒーに1000円近い値がついています、業務用コーヒー豆と砂糖とミルクの
1杯当たりの原価は10円を超えないはずです。これを500円以上で売るのです
から売れれば儲かります。風俗営業では接待役の従業員は仕入れも在庫リスクもな
い属人的なおもてなしをカネに換えます。

水商売の経営者は、どんぶり勘定でも商いは継続できます、従業員が1杯あたり5
00円の売上のうち200円横領してもまだ300円残ります。ですから、金融業
者のようにその日の締めで1円違ったら残業というようなことはしません。レジの
売上リストに現金が500円不足したからといって従業員を1時間残業させたら5
00円の帳尻合わせに1000円近い人件費を使うことになります。横領なら横領
金額に残業代を上乗せするわけで、盗人に追い銭となります。人手不足で経営者は
見て見ぬ振りをしているのは、もともとそういう業界なのであります。

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