金言−391:泣いたら負けよ

米国大統領選挙に出馬を表明し、党指名争い中に公の場で涙を流した候補者がいま
した。この人は、涙を流したというこの1点で指導者として失格の烙印を押され、
退場となりました。指導者が感情的になることを欧米社会では嫌うようです。

日本では、喜怒哀楽を素直に表現する人は人情味のある人物として好意的に評価さ
れることが多いです。昔、天下の山一證券が廃業するとき、記者会見で涙を流した
社長を感情的な表情やアクションをとったということで、経営者としての資質を疑
うと言ったコメント屋さんはいなかったかと思います。

昨今の日本の民族系企業はずいぶん欧米化して、「感情で行動する」か「知性で行
動する」かを、幹部社員登用の際の重要な評価項目にする経営者が増えているそう
です。感情で行動することを嫌う経営者は、何か起こったときに、感情的に対応し
たり表情に出したりする行動は、会社にとってはマイナスの結果にしかならないと
考えています。したがって、感情で行動する従業員は会社にとってリスクのある人
という評価になります。

「興奮状態では冷静で的確な判断は困難である」ことは、安定した精神状態にある
ときはよく理解できます。そういう良い精神状態のときに、十分考えしっかり準備
し、有事には計画的に行動すること、これが良い結果につながる可能性を高めるし
かけです。

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