金言−562:もう一度チャンスがほしいといわれても

1ケ月ほど前のことです。2011年12月に購入したBuffalo HD-HU3外付けハードディ
スクをWindows7のパソコンが認識しなくなり、いくつかのファイルが意図しない
断捨離処分となりました。

先週、燃えないゴミに出す前に、念のためXPパソコンにつないでみたところ、なん
と、認識し、データが残っていました。失くしたものが見つかるというのは、うれ
しいです。ポジティブサプライズです。

今まで、パソコンが認識しなくなった時点で、外付けハードディスクは物理的に破
壊してゴミとして廃棄してきましたが。今回は壊さず放置していました。そろそろ
捨てようと思い、ふと、古いOSのパソコンでは認識するかもしれないと試してみま
した。もちろん、つなぐ前に、いつものとおり、このハードディスクに対して直接
的な体罰を与え、「動かなかったらぶっ壊す」という所有者としての強い意思表示
をしました。

今回は、予想外の結果がでました。XPが認識しました。何の異音もなく回っていま
す。すぐ、中身を新しい外付ハードディスクにコピーする作業を開始しました。4
00GBほどの電子データをとりもどしました。

しかしながら、一度所有者の期待を裏切った2TBのハードディスクの今後の処遇は
検討中です。認識しなくなったことがあるハードディスクは、また認識しなくな
る確率が非常に高いので、使用再開を躊躇しています。もしこれが人間なら、「も
う一度チャンスがほしい」というのかしれません。相手が人間だと情実がからみ、
今度は大丈夫かもしれないと期待しないと包容力のない冷たい人間と周囲に評価さ
れてしまいます。

機械は不具合を起こした部品を修理・交換することで安心して再使用できますが、
人間は意思表示だけですから、一度期待を裏切った人とお付き合いを再開するのは
リスクが高いかもしれません。

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