金言−462:不確かな心配

お彼岸の墓参りでのことです。
郊外の墓地へ車でいきました。高台なので、坂道がありバス停までは距離がありま
した。敷地内の坂道を徒歩で帰る老夫婦を追い越しました。ふと、同じ墓地からの
帰りのよしみで、近くのバス停まで乗せてあげようかとふと思い、すぐためらいま
した。

不確かな感染リスクを恐れました。
この見知らぬ老夫婦をクルマに乗せることで、狭い密室での空気感染を心配しまし
た。あの老夫婦が、何か人に悪さをする細菌を保有しているかもしれないと思い、
接触を避けました。いつもは、街中で見知らぬ人をクルマに乗せることはありませ
ん。そこで、普段は気にもしていない感染リスクがとっさに浮かんできました。い
つもと違うことをしようとしたときに、歯止めがかかったようです。

昨今、いろいろな細菌が力を蓄え、免疫力が衰えている人間を攻撃しているときき
ます。自分だけは大丈夫という安心感はなくなり、最悪のシナリオを考えながら、
仕方なくリスクを少しおかして暮らしているような気がしています。

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