金言-141:考具

1)右脳のチカラ
世の中には自分の能力に自信を持っている方よりも、自分の才能に気がつかず自分を
信じていない方がたくさんいらっしゃいます。本当に勿体無いことだと思います。
「カラーバス」とは「色を浴びる」ということだそうです。
朝、家を出る前に「今日のラッキーカラー」を決めます。赤にします。そして会社ま
で通勤します。赤を意識した途端に、赤い色が目に入ってきます。
いつもよりどんどん赤が見えてきます。乗換駅で、いままでまったく気がつかなかっ
た赤い銀行がどこにあるか気づきました。電車で目をつぶって、「赤」と思って目を
開けると、今までまったく気がつかなかったポスターや赤い色の表示、また赤い洋服
を着た女性、赤いズボンをはいたお兄さん、赤い唇などが次々に目に飛び込んできま
す。お試しください、自分の右脳の力に驚かされます。

このカラーバスを体験すると自分が見たいものを見ている、逆にいうと見たいものし
か見ていないことに気がつきます。コレを株取引に応用すると、儲かる株しか目に入
ってこないかもしれません。論理的な考えで選ぶのではなく万能の右脳が「これはツ
イている」と選別してくれるわけです。
(トレーダーのプラス思考より引用)

2)近未来を変えるチカラ
アイデアはゼロからは生まれない、アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ以外の
何ものでもないそうです。難しい問題ではありません。既存の要素は、見習いと真似
(匠の技、売れ筋商品、成功者の行動規範)により習得できます。トレーダーが奨め
る右脳を活用することで、間違いなく習得できます。これが近未来をかえるチカラと
なります。

こういう考具を上手に使うには、慣れが必要です。そして継続することです。

◆あとがき
メガバンクの話題がサプライズとなって、片方の銀行株価が上昇しました。売らない
といっている相手に好条件を出して、横から口をはさみ、メディアを利用してブラン
ドイメージ向上(自己PR)に成功したノーネクタイの経営者と同じようなことを、
ナニワのバンカーが始めました。

その影響で株価を下げた銀行の江戸川橋支店には少し驚かされました。大企業と富裕
層をターゲットにしている銀行であることがはっきりしたので、口座を解約しに行っ
たところ、窓口嬢が立ち上がっていらっしゃいませをしました。そこでこちらは、笑
顔で尋ねました。「いつから、立ちあがって挨拶しているの?」答え:「今年度から
です。」

椅子に腰掛けて、なるべく笑顔で受付するのが、昔流行りました。今の流行は、立ち
あがって、挨拶をすることのようです。それにより、事務処理の時間が2~3秒増え
ることになりますが、もともとゆっくりと時間をとって処理していますので、大勢に
影響なしというところです。

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