金言-78:弁当箱に穴をあける

1)オーナー:二代目 一条さゆり氏

2)庶民のご飯
著作のタイトル:「中国洗面器ご飯」講談社
「中国・広州に暮らして初めてわかった裸の中国人の姿」ということで、本人は、現在、中国の広州に住み、ジャーナリストとして香港に原稿を送って暮らしているそうです。その本のなかで、ホウロウ製の洗面器の小型版のような食器に、ご飯を盛り、その上に様々なオカズを載せて食べるご飯を、あの一条さゆり嬢は「中国洗面器ご飯」と命名しています。(中国風あんかけご飯のことでしょう)

3)中国洗面器ご飯の礼儀と義務
195ページの引用「タイトルになっている洗面器ご飯だが、町中で食べるときは、発泡スチロールのケースに入れてくれる。・・・食べ方は自由だが食べ終わったあと、絶対忘れてはならないことが一つだけある。それは弁当箱に箸を突き立てて穴を開けることだ。食後に吸ったタバコの火で穴を開けるのもありだ。・・・弁当箱を破壊しないでゴミ箱に捨てたら、後で誰かがゴミをあさりに来てもっていき、川の水で洗ったあと、あまり衛生を気にしない飲食店にこっそり売ってしまう。弁当箱を壊すのは、不衛生な再利用が起きないためのれっきとした礼儀であり、市民の義務でもある。」

4)SARS対策の効果
本編を発行する編集者から一言。今回のSARS対策により、迅速に中国全土の衛生的な環境が育成・強化されることを心から願っています。

◆あとがき

KPY73さんの近況をお知らせします。5月より海と富士山を眺めながら1時間の自転車通勤を始められました。藤沢(江の島の近く)にあるフラワーアレンジメントの講師を育成する教室に勤務。この会社は、ドイツ(ヨーロッパ)とのトレンドの掛け橋としてスクールの運営を基盤とし、イベントや講演会、空間プロデュース(フォーシーズンズ椿山荘のブライダルプロデュース等)等を行っています。

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