金言-27:これまでの常識、これからの常識

1)オーナー: 新興勝ち組オーナー

2)これまでの常識、これからの常識
伝統的な手法を否定して勝ち組になった企業も、盛者必衰。勝ち組の常識が陳腐化しています。

▼徹底して合理化し、コストを抑える。
◎合理化はいいが舞台裏は見せない。
低価格のプロセスを公開すると、次に価格破壊の商品をだしても消費者には織り込み済みの情報で、感動がありません。

▼回転の良い商品に徹底して絞り込む。
◎回転の悪い商品を交ぜて驚きを与える
できの悪い子ほどかわいいものかもしれません。

▼たくさん買うほど仕入れ値は下がる。
◎機動性があれば少量でも安く買える。
インターネットのマーケットプレースでの取引が有効です。

▼お客さまは商品の良し悪しに感動する。
◎お客さまは従業員が創る「気」に感動する。
新鮮さを演出する工夫がないと、買い物がつまらなくなります。

3)何かがちがう

どうやら、大が小にまける時代になってきたようです。新興勢力が既存の勝ち組を脅かす下克上の事例が増えてきました。効率を追求した店舗展開には魅力が少ないことに、消費者は気がつき始めました。(マック、ユニクロが負けそうです)

ベンチャー企業が、選択と集中で成功すると、経営者は、つい初心(得意分野に特化し、規模を意識しない)を忘れ、「この業界では中小ではなく大企業並みである」と、考えてしまいます。すると会社は一転して、魅力のない集団になってしまいます。
これまでの常識が、経営方針となり、株主重視といいだして、社員の幸不幸は株価に影響を与えないと慢心してしまいます。

◆あとがき

鵜飼の話
10羽の鵜をつないで仕事をさせると、必ず2羽、魚を捕ってこないのがいるそうです。それで、成果を出さない2羽をはずして、別のグループで成果を出している2羽と取り替えて仕事に送り出すと、また2羽が魚を捕ってこないそうです。

効率の良い組織には、働かない人間が必要だといいます。80:20の法則では20%の社員が業績の80%に貢献しているといいます。業績の20%を社員の80%で分担しているわけですから、中には実績なしの営業マンもいるかもしれません。働かない人間、その人がいることによって伝わるコミュニケーションが、実はその会社の魅力の源になっているかもしれません。(業績のネックになっている人間と働かない人間とは区別しましょう)

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