金言−843:年賀状は出しません

大掃除は普段手をつけていないところを掃除するので、いろいろでてきます。
便利なツールと思って買い、そのうちに使うつもりでいてどこかにしまい忘れてい
たものが出てくる場合があります。経験上、忘れられていたものがでてきても、使
用開始となるのはレアケースです。

使えるモノなら手に入れてすぐ使用開始となります。そのうち出番があるだろうと
いうことで、備蓄しておいたモノで実際に出番があるのは、ボールペンの替え芯、
インクカートリッジ、バッテリー、靴下や下着ぐらいでしょうか。あとは、スタン
バイさせておいて出番がないまま、所有者のタイミングで断捨離です。

年賀状投函をやめて10年以上になります。
年に一度も会うことも連絡をとりあうこともない知人、同窓会メンバー、過去に取
引があったが現在はない取引先の担当者、勤め人の頃の職場の仲間、こういう人た
ちと年賀状のやりとりを物心ついた時から続けてきました。これを止めました。理
由は年賀状のやりとりだけのつながりだからです。
いつかまた会うこともあるだろうということでの年賀状は、そのうち使うこともあ
るだろうということで保管しているモノと同じような気がしています。トランザク
ションが途絶えたのにはそれなりの理由があったはずです。別れたのなら、別れの
理由があったはずです。次第に疎遠になったのにも分けがあるはずです。
基本:去るものは追わず、来るものは第一印象が悪ければ拒みます。

ただし、今あるのはこの人のおかげという恩人には礼をつくす努力は怠りません。
年賀状は出しませんが、誕生日をお祝いしたり、節目に何かをしたりということで
義理と人情は忘れていないことを、自分なりに可視化しています。

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本年もお付き合いいただきありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願
いいたします。
よいお年をお迎えください。

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