金言−842:団塊の世代の責任

今週はとくに宅配便のセールスドライバーは大変忙しいことと思います。
年内に配布しきれないと占うコメント屋さんもでてきています。
昨日の宅配便のスタッフは、目の前で割れ物注意ステッカー添付の荷物を落として
くれました。
しかも、「ごめん」がありませんでした。受け取る際に目は合わせましたが、こち
らもノーコメントで受取の押印をして落としてくれた荷物を受け取りました。

文句をいっても、宅配スタッフの気分を害するだけですし、昨日は気持ちに余裕が
ありましたので勘弁してやりました。というよりも、こういう些細なことにかかわ
りたくないというのが本音です。
送り主はamazonなので、きちっと梱包されているはずなので、踏みつけたりして箱
が破損していない限り中身に影響はないと高を括っています。開梱して問題ないこ
とが確認できました。結局、気分の問題、常識、サービス、やはり常識の問題です
。お客様に届ける荷物を目の前で落としてしまった場合に取るべき行動はまずごめ
んなさいとお詫びすることです。これは常識の範囲です。

先日、非常識で無礼な30代40代の従業員のことが話題になりました。
私たち団塊の世代が悪いという結論になりました、子どもたちの躾を怠ったつけが
まわってきています。
しかしながら、団塊の世代は子どもの躾に時間を割く余裕がありませんでした。小
学校の頃は脱脂粉乳、その後は受験戦争、いろいろな節目で競争をして生き残って
きました。こどもたちには、自分がやってきたのだから当然できるはずだとスパル
タ教育をする親、一方では苦労は自分たちだけで充分だからといってこどもには楽
をさせてやりたいと過保護の親、そういう中で、親世代より豊かな衣食住が供給さ
れて育った世代が今社会で、リスペクトも思いやりも礼儀も知らずに暮らしていま
す。そういう日本人に気持ちを少しばかり暗くしている団塊の世代は、実は自分た
ちがやるべきことをやらなかったからだと反省しているわけであります。

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