金言-23:ハッタリ精神

1)オーナー:13回目で司法試験に合格した元専業主婦

2)スペシャリストになるための成功哲学

この女性弁護士の先生の話は、とにかくすごい。高卒で就職し、社内結婚、専業主婦、両親の介護、通信教育で大学卒業。以後主婦業と介護の合間に勉強し、13回司法試験に挑戦、見事合格という経歴の持ち主である。

一流のビジネスマンとして生きていくためには、これからはスペシャリストにならなければいけないそうである。なるための要点が4つ。

・ハングリー精神
・継続は力なり
・あきらめないこと
・イマジネーション

イマジネーションで、目標を達成した後の自分の姿をできるだけ鮮明に描き、それをくり返し自分にいいきかせること。これが継続しようとする気持ちを支えてくれる。

3)ハッタリ精神で目標達成

本当に大切なものは、ハッタリ精神である。現在の自分を少し大きくアピールし、その少し大きな器の中に自分をはめ込む努力をすることである。

ラグビーの監督は、絶対達成できるレベルで目標を設定すると、ゲームに勝てないと言っていた。某二部上場企業の役員は、「ダメもとで」とよくおっしゃるが、この言葉には、外資系を渡り歩くビジネスマンに共通する「開き直ったずうずうしさと自信」が足りない(ように思われる)。金曜の夜は仲間と1卓を囲み、平日は深夜までビールを飲みながら営業活動をしているエコノミックアニマルの生き残りにとって、打たれ強さのエネルギーは「ハッタリ精神」に源を発しているともいえよう。

不言実行は美徳かもしれないが、これでは途中でギブアップしても誰にもわからない。中途でやめてしまう危険がある。したがって、有言実行。ハッタリをかまし、自分の目標を公言し後へ退けないように自分を追い詰めて目標達成する。少し高いハードルを設定して、クリアしていくわけである。

◆あとがき

先週末、ウイルスに感染しました。
これもいわゆるひとつの、世の中の動向にあわせ新しいものを進んで取り入れていこうという、積極的なスタンスのあらわれだと評価しています。

医者は、死なないように注意しながら、なるべく沢山の病気にかかって、患者の気持ちを理解することが名医になる近道だとタマゴに教える先生がいらっしゃいます。

今回は、出回ったばかりの新種に感染し、そのもたらす悪さを経験し、駆除方法を実習しました。もちろん、強運は衰えず、これをきっかけにして、無関心であったエンジニアもふくめ、是正のための全社的な対応をとることができました。ウオークマンをつけて居眠りしていたセキュリティマネージャーをたたき起こしてやりました。

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