中華渡来のパンデミックのなかで強硬催行された東京2020は我が国の大手広告会社と欧州スポーツ貴族たちの利権がどれだけのものかを一般市民に明解に教えてくれました
パリの次はLAです 先の1984年LA大会でピーター・ユベロスが商業五輪を成功させ 以後五輪は参加することに意義ある大会から五輪貴族と広告会社にとって美味しいイベントに変わりました 東京五輪で政治とカネの醜態が明らかにされながら次のパリ五輪にも継承されたようです
そこでスポンサーとして大金を提供してきた商人たちの気持ちが変わりました 奇しくも商業五輪発祥のLA大会でカネの流れが変わりそうです 五輪貴族と広告会社にとっては終わりの始まりとなります 大会サプライヤーとして自社製品を提供しているスポーツ用品メーカーは競技会に提供した製品がプレイヤー以外に大量に流れている実態を知っています スポンサー企業も東京2020で消費者に政治とカネの不祥事を知られてスポンサー料金の費用対効果を疑い始めました
興業関係者が黙認してきた既得権益の多寡が大きく変わりそうな気配です
ブリヂストンは1日、国際オリンピック委員会(IOC)と結ぶ五輪・パラリンピックの最高位スポンサー契約を継続しないことで合意したと発表した。2024年12月末で契約満了となる。トヨタ自動車、パナソニックホールディングスに続く発表で、これにより最高位スポンサーだった日本勢の3社はいずれも協賛を終えることになる。
ブリヂストンは14年から五輪のスポンサーを務め、18年にはパラリンピックのスポンサーにも加わった。「スポーツの力を信じ続ける姿勢は変わらない」とコメント。環境にも配慮したグローバルなモータースポーツ活動に注力することを掲げた事業計画に沿って判断したという。電気自動車(EV)のレースにタイヤを供給することを既に決めている。
東京五輪で汚職や談合事件が発覚して以降、イメージ悪化で企業の「五輪離れ」が進んでいる。今年9月には、パナソニックHDとトヨタ自動車が契約を更新しない方針を相次いで発表。背景には、協賛金が競技の振興や選手の支援に十分に行き渡っていないという問題意識もあるとみられる。