202009-473:眠れないほどの暴風雨

子供の頃の実家は横浜空襲で焼けて建て替えたもので、安普請でした。
2階は4方に窓があり富士山も見えました。
いろいろなところが壊れ、父は必要に迫られて何回か改築していました。
そんななかで近くの大岡川が氾濫して床下浸水が1回ありました、伊勢湾台風だったかもしれません。2階建の家が倒れそうになるほど、強風できしみました。4方に窓があったことで強度不足だったのでしょう。幸い倒壊は免れましたが、このあと窓は2箇所に減りサイズも半分以下になりました。
眠れないほどの暴風雨は何回も経験しました。子供の頃なので、眠る前に大きな音がして家が揺れて怖かったのですが、30分もすれば熟睡していました。深夜に目が覚めたことはありませんでした。両親の庇護のもと、安心していたのにちがいありません。

いまでは、夜中に大きな音やサイレンなどで目が覚めます。暴風、豪雨、火事、地震など天災・人災に枕を高くして眠ることが難しい時代になっています。
この夏は命に関わる危険な夏ということで、熱中症を予防するためかなりの水分を摂取していますので、2時間起きにトイレにいくことが増えました。
目が覚めたら無理に眠ろうとは思いません、眠くなったら眠る、目が覚めたら起床する、いつでも自分のタイミングで寝たり起きたりする、そういう贅沢な暮らしができるのは幸せであります。

関連記事

  1. 臭いシャツ
  2. 居酒屋
PAGE TOP