マイクロソフト1万人削減へ。バンクオブアメリカ新規採用を一時停止。
景気後退懸念で大手米国企業は次々に大規模な人員削減を発表しています。
ITバブル崩壊から20年経過していますが、IT企業の人手不足は続いているそうです。新卒の雇用はシステムエンジニア職の敷居が低いようです。
団塊の世代が社会に出る頃は、「でもしか先生」というのがありました。英語が堪能であった学生は商社などで欧米の商人と渡り合い、２番手の学生は教室で生徒に英語を教える職を選びました。今では少子化対策として学級編成が小規模となり１クラス２名で運営するという態勢としたことで、教職員の人員削減は話題になりません。団塊の世代の孫にとっても公立学校の教職が無難な職場に見えます。

勝ち組の大手IT企業が大規模なリストラをやっていますが相変わらずSE不足が続いています。どうやら最新技術を学習した若手のSEが不足しているようで、ハローワークの仕分けで高齢者に選別される４０代以上のレガシー技術者は大規模人員削減の対象です。いつの世も下剋上がヒト社会の活性化に役立っています。