金言-1102:2022サッカーワールドカップ後講釈

日本はPKで4人蹴って1人しか成功できず惨敗したことについて、サッカー評論家や街角コメント屋さんたちはいろいろ後講釈をしてくれます。
コメントする人たちは、立場が逆転して競技場で自らがプレーしていたら、おそらく違う話になるはずです。
そのうち、修羅場を経験したプレーヤーの後講釈は勉強になります。
瀬戸際で逆転勝利する自信は豊富な経験から成り立つものだということは、いろいろな業界のトップ集団で勝ち残った人たちが教えてくれます。例えばマジシャンは練習で100%成功しない手品を本番では披露しません。
一方、火事場の馬鹿力とかいって非常時に異常な力を発揮することがあります。でもこれは非常時のことで通常の競技や取引で安定して結果を出すことにはつながりません。やはり、現場での成功体験の多寡が結果を左右しています。そして成功事例の背後にはたくさんの試行錯誤と反復練習があるに違いありません。

元ウェールズ代表のアシュリー・ウィリアムズ氏も「前半とても良かっただけに残念だ。彼らは大会をとおして素晴らしい躍動を続けてきたのに」と無念そうに語り、「日本のPKは、クロアチアのように決めきる自信が持てていなかった。それは経験からくるものだろう」と冷静に分析している。

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