202109-542:がんばれ、がんばれといわれても

パーキンソン病で何年も闘病している、昔お世話になった上司のお見舞い。コロナ禍で面会を控え、お見舞いの品をアマゾンで宅配しました。
夕方、電話がありました。パーキンソン病のせいで、脳で考えたことを声で伝えるのに、時間がかかります。電話口なので、放送事故のように無言の時間が何回も発生しました。
ビデオ会話なら、表情で無言の時間をつなぐことができるのですが、声だけなので、かなりつらいやりとりになりました。
そのなかで、どんな脈絡での話かわすれましたが「がんばれ」と何回もいわれました。
法人の事業主として社業をがんばれと理解しました。ただし、資本関係も取引もないし、クライアントに関わりのある人でもない、事業には無縁の元上司です。カネはださないが口は出すということでしょうか、何をがんばればよろしいのでしょうか。そんな雑念が浮かぶ中、「そうだ、がんばろう。」と、とりあえず自分に言い聞かせました。
何とかなるとか何とかしようとか、当座の危機は幸いまったくありません。
それでも、元上司の励ましは頼りになります。何をがんばればいいのかわかりませんが、とにかくがんばろうと、元気をいただきました。

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