202105-225:自助・自衛・自己責任

片側1車線の路線バスが走る道路で、空車のタクシーが左前輪パンクでガードレールを擦りながら微速前進していました。ドライバーに異常があるようですが、後続車も対向車も距離を置いて通り過ぎます。渋滞は多少ありますが、通行止めにはなりません。歩行者も近づきません。
自分は安全な場所で様子を見ている野次馬の一人です。
結局、車は電柱にぶつかり動かなくなりました。しばらくして自転車で警官が到着、ここで野次馬をやめて、現場を離れました。

あの時思ったこと。
1)車はエンジンがかかって動いているので、近寄るのは危険
2)ドライバーは正気ではないかもしれない
3)ドライバーは失神しているかもしれない
4)ドライバーは伝染病にかかっているかもしれない

あの時、ドアを開けて車のエンジンを切りドライバーを助け出すことは選択肢にありませんでした。危険な現場に踏み込んで解決した経験もないししかるべきスキルもありませんので、踏み込めば事故に巻き込まれます。
できることは、危険な現場から離れることでした。

誰も助けてくれない、自分の身は自分で守る、だれも責任はとってくれないということで、リスク優先の立場では現場から速やかに立ち去ることでした。
何回かの自分なりの有事をこうやってしのいできたわけです。

外出自粛、マスク着用、ヒトとの接触を減らす、蜜を避けるというコロナ感染予防同様の対抗策です。

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