202101-4:まさかの坂

正月2日3日は外出することなくテレビ観戦でひまつぶしができる箱根駅伝。
コースのあちこちに地縁があるため毎年懐かしい風景を楽しんでいます。
ニューノーマル元年の今年は、箱根駅伝にも影響がありました。沿道に大学の幟がなく、すこし応援の人だかりがあると密といわれます。
往路は昔の常勝チームがトップ集団に浮かんでは消えと、まるでカーテンコールのようでした。一方直近の覇者は廃鶏のようで勢いがなくシード圏内から外れていったのは盛者必衰のことわりを表現してくれました。優勝できない監督は真田広之似とかいわれて調子に乗っちゃった結果といわれそうです。

もしこのままの勢いで総合優勝となれば、スポンサーに危機感が生まれます。来年の駅伝の沿道には、読売新聞ではない別の新聞の小旗を全国から動員された大量のサポータが振る光景をみることになります。そうなると箱根駅伝はいっときの大相撲のように、人気に翳りがでてくるような気がします。
ディフェンディングチャンピオンがノーシードに陥落すれば、スポーツ業界ではトップはただちに引退か辞任を表明するのが相場です。

関連記事

PAGE TOP