202006-307:暮らしやすい環境

感染者数が増え続けても、とりあえず都議選。
再選後に仕切り直し。

経済優先の国策は、負け試合で打たれ続ける投手を最後まで降板させなかった野村監督を彷彿とさせます。
コロナ休業要請でもう予算を使いたくないので、このまま適者生存にまかせ、アフターコロナのために戦力温存ということでしょう。
家族主義だったはずの日本企業は従業員解雇をして会社存続を優先し、実力主義で従業員は使い捨てと思われていた欧米企業が従業員を長期的に重要な経営資源と考えて長期の有給休暇を与えています。これは皮肉です。
外出自粛でストレスが溜まっていたので、発散のために夜の街に繰り出す。
それで感染するのは自業自得。
テロリストが支配する地域に警告を無視して立ち入り捕虜となり、世間を騒がし、ようやく解放されて帰国した若者が、帰国第一声で「また行きたい」というようなもの。

夜の街に自己責任で立ち入る者がウイルス感染し、後始末に税金を使うのはいかがなものかと思います。危険地域に立ち入るのも憲法で保障された人権に含まれ、感染治療を受ける権利も保障されているという、無法者にも暮らしやすい環境です。

そもそも借りたカネが返せない、商いができなくなったからその分補償しろというのは無理があります。自己責任で商いをはじめたはずなのに、商いが成立しない環境になったから儲けそこなった分をくれという、ロケットボーイもどきです。

産業革命で馬車から汽車や自動車に変わったように、コロナで商いの環境が変わったにも関わらずコロナ前なら通用した商いを続けようとするのは無理があります。200万支給されても焼石に水です。個人は10万円を減災用品や保存食の備蓄に使います。

関連記事

  1. カネ
PAGE TOP