202005-181:メーデー

フランス・ドイツでは(他国でもそうでしょうが)5月1日は祝日です。欧州で仕事をしているとき、職場の仲間に労働者が休日を雇い主と物理的に戦って手に入れた歴史があるので祝日は大事にすると聞きました。我が国では休みは雇い主から与えられてきたので少し違います。

15年勤めた職場でのこと:あの年の5月1日は今日と同じように快晴でした。有給休暇を取った従業員がいました。朝一番の鶴の一声で本社従業員の点呼がありました。一人だけ休暇をとっていて、連絡がつきませんでした。これは大きな問題になりました。ボスはメーデーに参加したのではないかと疑いました。実際には休暇をとって東京湾で釣りをしていました。以来、GWの休暇は慎重に行動するようになりました。

本人が電波の届かない連絡がつき難いところに行くときは、家人に伝言を残しました。
「何時に戻ると言って外出した」と応えるようにと教育的指導がありました。これにより予定だけを会社に答えることになり、予定通りに帰宅しない場合でも伝言が間違っていたという責任から解放されます。かつての職場では家人の粗相は従業員本人が100%責めを負いましたので、就業を継続するためのTIPSでありました。

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