金言-944:先進ミニマリストはアドレスホッパーに進化

昔話です。
マイカー・マイホーム:30年ローン、バブル崩壊、震災・人災、M&A、成果主義、若手採用、リストラ、ローン返済不能。バブル崩壊前に利益確定した団塊の世代や、Y2K前後に儲けるビジネスモデルを構築したIT業界の勝ち組には縁のない話ですが。

今の話です。
持ち家か借家か、購入か賃貸かどちらが良かったかなどと回想している団塊の世代を、最近の若者たちが追い越していきます。特定の住居にずっと住んで家賃やローン、光熱費を払い続けるのは馬鹿らしいという考えはありましたが、昨年あたりからアドレスホッパーという定住しないが定職がありきちんと納税もする暮らし方が定着し始めていました。断捨離、シンプルライフの最先端の暮らし方です。家や土地に縛られることを嫌い、望む場所で身の丈にあった宿泊施設に一時的に住む暮らし方は、持ち家や賃貸住宅のコストを日割り計算して比較すれば割高なことは間違いありません。でも、ミニマムなモノで暮らす上流のホッパーにはそれほどコスト高ではないようです。それに定住先から旅行するよりは旅行先で仕事をして生活費を稼ぐことが可能ならばトータルコストはアドレスホッパーのほうが安上がりという評価も可能です。
昔、横浜の寿町で暮らしていた小学校の教師は、日雇い労務者が使う簡易宿泊所は安くはないといっていました。ただし、利用者は保証人も毎月の家賃を払う蓄えも定収入もないので選択肢がありませんでした。日銭がはいらない夜は野宿、仕事にありつけば酒を買い宿泊所を使います。
アドレスホッパーはこういう階層とは全く違い、インターネットでいつでもどこでも安心・安全・快適な生活ができるだけのカネを稼ぎます。採用条件が合わなければ、起業して100%自己責任で近未来の夢を実現していきます。
今後30年間に首都直下型地震が起きる確率は70%、人生100年として団塊の世代が今後30年に鬼籍入りする確率は100%。100%リスクを負担し、不動産を所有しないアドレスホッパーのライフスタイルは大いに参考になります。

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