金言-918:AIとロボットの実用化でまた就職氷河期

就職氷河期

我が国の経済が右肩上がりの頃、バブルがピークアウトする10年以上前の話です。 当時、東京のホテルの御三家はオークラ・オータニ・帝国といわれて、大手ホテル11社がUGゲストなどの要注意人物情報を電話連絡で共有していました。 一流ホテルのドアマンはすべてのVIPの顔・名前・使用車を記憶し、車がエントランスに向かってくると同時にアナログでフロントにゲストの到着が伝わりました。あるホテルでは、VIP、IP、Pの格付けがありました。 翌日のVIPリストは前日深夜に宿泊各部門の当日のインチャージが集まりブリーフィングで確認。迅速なチェックインと快適な滞在を提供していました。

当時、非接触型ICカードが開発されていることを知りました。これが実現するとカード保有者は玄関を通過した瞬間にカードの顧客情報が関連部門に通知され、ゲストがフロントカウンタに到着する前にベルボーイにはルームキーが渡されます。
あの時の夢のような未来は、今日ほとんど実現されています。

スマホとネットワークがあれば、もちろん情報システム構築の資金は必須ですが、なんでもできる時代になりました。当時の夢のような環境はすでに完備されているわけです。個人情報漏洩とか高度情報化システムによるリスクはありますが昔に比べたら安心安全快適です。文句はございません。腐った飲食物は口にしないとか、相性の悪いモノは触らないとか、危険な事はしないとか、リスク優先で意思決定していけば、つつがない日々を楽しく暮らしていけるに違いありません。

少子高齢化で深刻な人手不足が話題になっていますが、AIとロボットが人手不足の現場で実用化が進むと、人手不足が緩和され、さらには職種により人手が不要になっていきます。AIとロボットができない仕事に人手が集中し限りあるパイの争奪となるでしょう。
団塊の世代が若い頃経験した競争社会が姿を変えての再来です。第2次就職氷河期となります。

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