平成が明日で終わります。
子どもの頃、西暦2000年は間違いなくやってくるけれど自分はその時どうなっているのだろうかと漠然と思いました。まだ無限の可能性などとだいそれたことを考えていた少年時代です。2000年までにいくつかの修羅場をかいくぐり何とか生き延びることになるとは思いもしませんでした。
西暦2000年はITバブルでした。しっかりトレンドに乗っかってIT業界で勤め人をやっていました。Y2Kという業界の販売促進活動にも参加しました。
思えば、平成が始まってすぐバブルが崩壊し、Y２Kの後すぐにITバブルがはじけました。平成の30年のうち、商いでは20年近く欧米の商人に負け続けました。つい最近まで我が国より20年は遅れていたレッドチャイナにも勝てなくなっています。
どうしても勝てなかった卓球では最近勝てるようになりました。レッドチャイナの国家プロジェクトは卓球から商いに主軸が移ったのでしょう、手薄になったところで日の丸が揚がっているような感じです。

今上天皇陛下は、畏れ多くも夢で1回だけ登場されています。
金沢八景の平潟湾にハゼ釣りということで釣り竿の話をされているシーンで同席いたしました。これが平成30年間で1回だけ陛下と接触した記憶であります。

昭和が終わり、平成も終わりです。
大晦日みたいな気分です。正月と違い、すがすがしい気分というより終わりの始まりというか、宴の後を感じます。
ふと、ため息。