金言-911:富裕層が体を鍛える理由

健康寿命

早朝、近所の遊歩道には、速足で歩いている後期高齢者が何人もいます。
全長20KMで、終点には多摩湖・野球場がありますがどこで折り返すか大きなお世話ですけれど、かなりのハイペースで歩いています。一度同じペースで後について歩いてみましたが、すぐに追い付けなくなりました。この人たちとの体力差をあらためて感じました。ペット犬の散歩でもダイエットのためでもありません。元気な後期高齢者は、体を鍛えることを習慣にすることで老いによるいろいろな故障や衰えの遅延や健康寿命の引き延ばし以上の効果を確信しているような気がします。

毎日が日曜日の年金生活者と違い、毎日商いでお忙しい富裕層の皆さんも始業前に体を鍛えています。
ホリエモンと同時期に商いの世界で諸先輩方の既得権を危うくした村上さんも、シンガポールに居所を移して毎朝2時間程度のウォーキングで健康維持をはかっています。ビールの赤字をウイスキーの儲けで補てんしてきた同族企業の経営者も、超多忙なはずの朝2時間も泳いでいると講演で漏らしています。皆さん相変わらずライザップの使用前の映像に相当する体型です。年齢相応ながら、シェイプアップした美しい容姿を手にいれることには興味はなさそうです。おそらく、体を鍛えることによって、健康な体と体力を得るだけではなく、自らを律する力や計画的に物事を進めていくスキルを高めることに注力されているのでしょう。

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