201904-131:今どきの若者の情報収集ツールはSNS

情報通

団塊の世代が学生だった頃、パソコンもインターネットも存在していませんでした。
情報収集のスキルが群れのなかで生き残るためには必須でした。
今では情報収集スキルなんてデフォルトで、初めから目の前に転がっているようなもので、好きなものを拾うだけです。
当時は集団の中に独りでタブロイド判を発行しているような物知りがどこにも必ず一人はいました。特にゴシップや噂話については独壇場でどこからいつだれから聞いたのかといつも不思議に思っていました。もちろん5W1Hを尋ねてもノーコメントです。
いまなら、そのような質問はしません。広く浅くSNSでつながっていれば、多くの出所不明・真偽不明の未確認情報がだれでも簡単に手にいれることができます。当時のような情報通の存在感はかなり希薄になっているはずです。

今どきの10代は、「ぼっち」になることを非常に恐れている。それゆえ、進学したときに友だちがいる状態になるよう、進学前からSNS上で友だち作りに励むのだ。地元ではない大学に進学したある大学生は、「うちの学校から進学する人はあまりいなかったから不安だったけれど(SNSで友だちを作れたので)安心できた。アパートの情報とかももらえて助かった」という。進学してからも、単位の取りやすさなどの情報交換に役立ったそうだ。

引用元:新大学生は入学前にSNS経由で友だち関係が出来上がっている週間アスキー

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