オキシトシン

富士山に初めて登った時のこと、御殿場から5合目まで車。日帰りでした。
覚えているのは、小学校のダルマストーブの燃えカス、燃焼したコークスだらけの山でした。
遠くから見る富士山は霊峰ですが、登山道に入って至近距離で見ると全然違う山でした。
脳科学者とロボットクリエーターとの対談のなかで、技術者がロボットの外観デザインにからんで、ヒトが異性に対して興味を持つ部分は、よくよく考えるとグロテスクであるといっていました。目玉は恐ろしく気持ち悪いとか唇は内臓が裏返っているみたいだし、耳も変な形とかいっていました。そういう気持ち悪いパーツで組み立てられたヒトを遠くから全体としてみて、近づいていくと至近距離で見てもかわいいと思う、愛おしいと思うヒトがいます。脳科学者はこのヒトの感情をオキシトシンという脳で分泌されるホルモンが増えるためと説明していました。

ロボットクリエーターに気持ち悪さを感じ、それをオキシトシンが癒してくれると脳科学者が教えてくれました。

関連記事

  1. らんちゅう
  2. 501
  3. 夜店
PAGE TOP