金言−755:近頃の喫茶店でよく聞く話題

先日、喫茶店をよく使う現役の営業パーソンから聞きました。
最近は、定年退職しコガネを手にした団塊の世代が2~3人で喫茶店で歓談してい
ると、話の中にたびたびベトナム・タイ・インドネシア・バングラデッシュなどの
国名が登場するそうです。
どうやら、数百万円の投資話に花が咲いているようです。
日本企業と現地企業の合弁事業にまつわる儲け話です。
分厚い目論見者や事業計画書を提示して、資本参加を条件に海外事業に経営参画と
いう団塊の世代をターゲットにした美味しい誘い(新規ビジネス案件)です。
大企業で最後は経営幹部として定年退職した人たちは、こういう胡散臭い儲け話に
は距離を置くはずです。海外での合弁事業や政情不安な東南アジアでの商売がどれ
だけハイリスクであるかということを、会社の費用で複数回学習済みだからです。
そういうリスクの高いビジネスの実態を幸運にも知らずに勤め人稼業を一度卒業し
た人たちが、今まさに不透明で不運な近未来を選ぼうとしているのであります。
これは、振り込め詐欺にあうほどモウロクしていないと自負する健康な後期高齢者
相手に、会社役員の肩書と引き換えに、コガネをだまし取ろうとする詐欺手法です
。新しい手口ではありませんが、海外進出と取締役就任という第一の人生ではご縁
がなかったオファーを手持ちのコガネで買えれば安いものなのかもしれませんが。

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