金言−496:受付係員に笑顔であいさつされても

とある証券会社の無料セミナーに応募したときの小話。

すぐに受講票が届かなかったので、応募したことを忘れていました。
その後、同セミナーの案内メールがまた届いたので、また応募しました。

このあとのやりとりで温度差を感じました。
セミナー事務局の若い係員(若いというのは年齢だけではありません)から、「応
募がダブっている。今後はよく確認して、応募してもらいたい」という内容のセミ
ナー受付メールが届きました。

無礼なメールだと感じ、そこで、「応募したことを忘れてしまい、もう一度応募し
た」と返信しました。すると今度は、「2回応募しても当選確率があがるわけでは
ない」というメールに、受講票が添付されていました。

今までなら、セミナー事務局のこのような失礼な対応には、受講票を破り捨てて、
出入り禁止(こちらの勝手ですが)にするところですが、今回は勘弁してやること
にしてセミナーに参加しました。

証券会社の商品はリスクの高いものです。それゆえ顧客から信頼されなければ、商
売が成り立たないと思っていました。しかしながら、今回のセミナーの雰囲気は違
いました。
セミナーに参加した個人投資家は、皆リスクをとって資産運用していますので、係
員の対応など気にしていません。気にしているのは、マーケット分析とかトレーダ
ーの市場判断でした。

受付係に笑顔であいさつされてもカネにならないということでしょう。

関連記事

PAGE TOP