金言−453:昭和48年の計

過ぎていった年月のできごとを忘れることなく、しかしながら、それらに囚われる
ことなく、初心に帰りながら生きていきたい。

1.腹をたてるのを、やめること。
1.人を愛し、大切にすること。
1.持久力を養うこと。
1.何事も素直に受け入れること。
1.お客さまは常に正しいということを、学習すること。
1.禁欲的な姿勢を保つこと。

昭和48年は静かな正月で始まった。もう十分に時間が経過したはずだ。砦の上の
呻き声は、新たな実質へと再生するときの苦しみであった。本当につらいできごと
であった。

人間がその持つ力を発揮したときに出現する信じられないほどの圧倒的な勢いを見
た。生命をかけて目標に立ち向かうとき、人は偉大になる。

生命をたたきつける先輩たちが教えてくれた、心の高まりを忘れない。

それほど簡単に生活姿勢を変えられるものではないが、気をいれて惰性と対決しな
くてはいけない。穏やかな気持ちを維持するのは非常に大変なことだ。爆弾をかか
えて、じっとしているようなものだ。不安なときに、心が乱れているときに、感情
を爆発させることは容易なことである。

耐えがたきを耐え、がまんしてじっと動かないような強い心をやさしく情で包んで
この先、生きていきたい。

先行き不透明の不安のただなかで
恐ろしさのあまり狼狽するのをやめよう。

☆☆☆ 昭和48年と平成22年 未だ 日々精進の結果が可視化されず ☆☆☆

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