金言-1033:小さく始めて大きく育てる

これはIT会社でよく聞く方法論です。
ただし、ユーザにとっては小さく始めたからといって小さなリスクで始まるわけではありません。基幹システムのほんの少しの変更は0か1かの世界では数万行のプロブラムに1バイトの誤りがあれば全システムに影響がでて最悪のケースではシステムダウンとなります。その怖さを学習済みの経営者は小さな投資の大きなリスクを嫌い、バックアップを含めて安心安全で最適な提案を好みます。

株と為替の世界では少し違います。
小さく始めれば小さな結果となります。
もちろん大きく始めれば、損失でも利益でも大きな結果となります。
個人投資家は、同じ体験に何回も高額な授業料を払います。
「小さく儲けて大きく損する」
このパターンを繰り返しながら、損をしない地平に移った投資家が勝ち組の仲間入りをすることになります。

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