金言-36:二兎を追うもの

1)オーナー:暴走族発生前世代

2)経緯
深夜、真っ赤なZで第1京浜を走っていました。信号が赤になったのですが、左右確認をして交差点を通過したところで交番があり、警戒中の警察官に停止を命じられました。ところが、後続の車も信号を無視して来たので、その車を止めにいきました。待機していたら、交番から出てきた応援の警察官がこちらに近づいてきました。とっさに、事情を知らない応援の警察官に道を尋ねました。彼はその先を左に曲がるよう指をさしてくれました。そこで、礼をいってゆっくりと車を発進して、その場を離れました。

3)理解
2台の信号無視の車を止めた警察官は、後続の車を担当しました。応援に来た警察官は事情を理解する前に、先頭の車に道を聞かれました。そして同僚の警察官にもわかるような態度、指をさして1台目のドライバーに進行方向を指示しました。「行け」という合図に見えたことでしょう。対応は、間違っているかもしれませんが、ともかく、警察官は「行け」と指示したと理解できる状況でした。二人の警察官の間でその後どういうことになったかは、知る由もありませんが、実害としては、罰金を取り損なった程度でしょう。

4)サポートの役目
日常のビジネスでは、二兎を追うのは珍しいことでも難しいことでもありません。しかし、営業サポート要員の資質が問題になります。次々に出てくる案件を確実に成約に持っていくには、信頼性の高い営業・技術・マーケティングのサポート体制がなければいけません。レガシーシステムの信頼性を高めるか、それとも創造的破壊、廃棄して入れ替えるか、どちらをお選びになりますか。

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