金言−748:優先順位にゆらぎ

学生時代に級友から教わったこと:
「まず自分が好きなもの、食べたいものに真っ先に手をつけること。本命にたどり
つくまでに満腹したり食べる時間がなくなったりしたら、もったいないから。」
以来、直近の職場のIT業界に至るまで好みのモノに真っ先に手をだしてきました。
チャンスロスを嫌い、その時その場で一番心が動いたモノを一番先に選びました。
もちろんほしいモノがすべて手に入るわけはありませんが、優先順位をいつも一番
にしてきました。そして、優先順位一番の中には「火中の栗」もあり、例外なしで
「拾い」ました。半世紀近くにわたり懲りずに優先順位を変えませんでした。
昨今の「持たない、増やさない」というミニマリズムやその前の断捨離の流れに乗
ることで、気持ちにゆらぎがでてきました。心が動く、その背後に魔物が潜んでい
るらしいと気がつきました。
「凶霊はぼくらの心の隙をついて魂に取り憑くんだ。素敵なもの、美しいもの、感
動することに出会ったとき、一歩退いて考えてみることだよ。凶霊は、すばらしい
ものに外面を変えているからね。」
出典:魍魎伝説(谷 恒生著)

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