金言−626:日本中がマイカーブームで沸いていた頃

早朝ポタリングでの出来事
早朝住宅街を走り抜ける際、牛乳配達の軽トラックとよくすれ違います。
今朝の牛乳配達の車は、豪快に走り、ドアの開閉にも勢いがあり、賑やかでした。
自転車ライダーにとっては、こういうドライバーはかなり危険で巻き添えにならな
いよう注意する必要があります。

このドライバーが車を降りて、牛乳を戸建て住宅に配達するときに、ちょうどすれ
違いました。なんと小柄な年配者で、ちょこちょこと小走りで配達していました。
こちらとすれ違うときは、自転車にひかれないよう、道を開けてくれました。

軽トラを運転中の態度と徒歩で配達の様子にギャップがありました。
日本中がマイカーブームで沸いていた頃、歩行者より自動車が優先でした。ドライ
バーは歩行者をおしのけて狭い道を我が物顔に走っていた時代。その頃のことを少
し思い出しました。

サングラスをしたかっこいいお兄チャンが、メガネを外したら童顔。こんな、なつ
かしいギャップを牛乳配達ドライバーの動きの中に垣間見た一瞬でした。

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