金言−625:名を残すことより、名を惜しむこと

「少年よ、大志をいだけ」で有名なクラーク博士ですが、彼が札幌に滞在した期間
はわずかに8か月とのことです。50歳で米国に戻り9年後に亡くなっています。この
有名な言葉は、「この老人のように」と続きます。

130年前は、50歳で老人だったのでしょう。「サザエさん」のお父さんも、現役の
サラリーマンとして通勤していますが老人として描かれています。頭髪がないだけ
ではなく、帰宅すると和服に着替えている光景は、団塊世代の父親像です。

クラーク氏は、帰国後も札幌農学校の教え子と交流をつづけています。
札幌での8か月がその後の9年間で生涯忘れられない重要な出来事として記録されて
います。

8か月で彼は、札幌に輝かしい足跡を残しました。期間ではなく実績です。
2013年も10か月を過ぎました。この10か月を振り返って、「世のため人のため」に
何かしたかと自問自答すると情けなくなります。

しかしながら、小人閑居為不善(君子は独りでいる時に必ず慎み深くするが,小人
は他人の目がないと悪い事をする)ことはありません。名を残すことより、「名を
惜しむ」ことを忘れてはいません。自分なりの美学です。

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