金言−457:勝利の女神も、勢いにのっているチームに寄り付いてきます

神奈川県出身者として、昨日の高校野球決勝戦をテレビ観戦しました。
7点先取された次の攻めが無得点に終わったところで、応援のロスカットをしまし
た。ピンチの後にはチャンスがやってくるゲーム展開の期待が外れ、予想したシナ
リオが狂ったからです。

一度に7点とられた回は、サブプライム問題で株式市場が下落し始め、連日持ち株
がストップ安で暴落していったときに感じた気分を少し思いだしました。「まだ下
がるのか」という怒りと不安、これは「また点をとられた、もう勝てない」という
悲観と同じ心理状態です。

勢いのあるチームに乗っかって楽しく観戦するか、最終回まで息をつめて挽回を期
待して応援するか、迷わず負け組から距離をおきました。そうしないと、神奈川県
の若者につい罵声を浴びせてしまうからです。13点も入れば、まさかの逆転負け
の不安もなく楽しく観戦できました。
あれだけ打たれたのですから、仕方ないです。

勝つチームには勢いがあります。この勢いは、負けているチームの本来持っている
力を封じ込める魔力があります。勝利の女神も、勢いにのっているチームに近寄っ
てきます。

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